2017年10月08日

●ギャロウェイと原子力

*以下に記すのは、私が参加している読書会(通称すがゼミ)で昨日取り上げられたアレクサンダー・R・ギャロウェイ『プロトコル—脱中心化以後のコントロールはいかに作動するか』(北野圭介訳、人文書院、2017年)についての私的メモです。レジュメと発表を担当された吉川浩満さんのお薦めで記録に残しておくことにしました。口頭での発言とほぼ同一の主旨ですが、言い足りなかった部分を補足してありますので、参加者の皆様にもご覧いただけましたら幸いです。

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2017年10月04日

●追悼のために

本サイトの前身である「退屈帝国」の同人だったDamin氏(以下Dと記す)が、先月、ALSという病で亡くなった。以下はそれについて書く。Dのプライバシーにある程度踏み込む内容になるが、彼の近親者が全員すでに亡くなっており、その思い出を記録に残すために許していただきたい(内容は記憶違い等も含めてすべて私個人の見解に基づく)。

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2017年09月15日

●「ユリイカ」に寄稿しました

「ユリイカ10月臨時増刊号 総特集・蓮實重彦」にエッセイ「新開(ブランク)と歴史 蓮實重彦における「社会」をめぐって」を寄稿しました。枚数の都合で詳しく触れられなかったのですが、氏の三つの小説が郊外、ホテル、多目的ホールという(良くも悪くも)20世紀の典型的な建築空間を舞台としていることは、第二帝政期以降という蓮實史観とどう関わってくるのかをいずれきちんと論じなくてはと思っています。なお、ここで映画のはなしを持ち出すと論旨の収まりがつかなくなるので断念したのですが、おそらくコールハースにおける「ロックフェラー・センター」は蓮實における「山中貞雄」に相当する、ということはやはり注にでも書けばもう少し意図が通じたかなあ、と拙論を読み返して思ったのでした。

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2017年07月13日

●「ユリイカ」「文藝」に寄稿しました

身すぎ世すぎでバタバタしていて(というかすっかり意気阻喪していて)つい告知をサボっていましたが、「ユリイカ」の8月臨時増刊号「総特集山田孝之」に「丑嶋馨と「ぼくらの」内閣総理大臣」というタイトルで映画・ドラマ版「闇金ウシジマくん」論を、「文藝」秋号の「特集176人による現代文学地図2000-2020」に「生政治時代の文学」というコラムを、それぞれ寄稿しました。お読みいただけたら幸いです。

2017年01月24日

●「津島佑子 土地の記憶、いのちの海」に寄稿しました

河出書房新社「道の手帖 津島佑子 土地の記憶、いのちの海」に論考「もう一つの「ウミ」-津島祐子と資本主義」を寄稿しました。

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309025391/

2017年01月04日

●謹賀新年&イベント御礼

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

ということで、いやはやすっかり更新滞っちゃってスミマセン、月野です。
なんというか、歳のせいか、原稿やるだけて精一杯になってしまって、それ以外の事全然できないダメ人間になってるです;。

年末のコミケ参加された皆様お疲れ様でした。ブースまでお越し下さった方々本当にありがとうございました。今回は東7ホールという新設された場所で、どんな感じになるのか全くイメージできないまま本番を迎えましたが、まあ初見なだけに全てスムーズとはいかないまでも、なんとか混乱もせずに無事に終わることができましたので、ほっとしております。

冬コミ新刊はいつも通り各同人書店さんにて取り扱って頂いておりますので、ご興味のある方は何卒宜しくお願いします!!
以下にリンクを張っておきます

とらのあな

メロンブックス

COMICZIN


ま そんな感じで(^^;グダグダですが今年も宜しくお願いしますmm

2016年10月04日

●「病は気から」公演のお知らせ

個人的な事情の告知で恐れ入りますが、劇団俳優座の来年1月の公演「病は気から」で演出を私・石川の妻の髙岸未朝が担当いたします。

■劇団俳優座公演No.331「病いは気から」
(原作:モリエール、翻訳:秋山伸子)
公演日:2017年1月11日(水)~22日(日)
会場:俳優座劇場
出演:中野誠也、中吉卓郎、加藤佳男、島英臣、河内浩、田野聖子 ほか
演出:髙岸未朝
作曲:萩京子
 ※詳しくは劇団俳優座の特設サイトをご覧ください。
チケットは11月21日(月)よりチケットぴあ等で発売開始です。
[料金]一般:5,400円/学生:3,780円(全席指定、税込)

どうぞよろしくお願いいたします。

2016年07月08日

●10+1に寄稿しました

Webマガジン「10+1」に「祝祭とポルノグラフィー──磯崎新『偶有性操縦法』と蓮實重彥『伯爵夫人』をめぐって」というエッセイを寄稿しました。
建築系のメディアに書いたのは初めてなので、かなり緊張しました。ご覧いただけたら幸いです。

http://10plus1.jp/monthly/2016/06/pickup-01.php

2016年06月02日

●錯乱の日々2

本日の「日経新聞」夕刊最終面の書評欄「目利きが選ぶ3冊」で、陣野俊史さんに『錯乱の日本文学』を取り上げていただきました。ありがとうございます。

2016年04月30日

●「ユリイカ」に寄稿しました

今発売中の雑誌「ユリイカ」の石原慎太郎特集に「亡霊の言説」というエッセイを寄稿しました。