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2011年05月27日

●「ユリイカ」に寄稿しました

『ユリイカ2011年6月号』(特集*山下敦弘『マイ・バック・ページ』 の〈青春〉)に論考「幽霊はここにいる 『天然コケッコー』 とある幻想の帰結」を寄稿しました。

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2011年05月25日

●原子力文化

1990年代(まだオウムや神戸の地震が起きる前だったが)2年間ほど「原子力文化」という広報誌の制作に関わっていたことがある。
(ちなみに原子力業界では「広報」をPR=Public RelationsではなくPA=Public Acceptanceというのである。つまり消費者の嗜好に訴えるのではなく公衆の「受入」が前提なのだ)

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2011年05月22日

●建築家の思想?

普段からあまり雑誌は見ない方なのだけど、この時期に発行される雑誌は震災の影響がはっきり見られてなかなか面白い。

その中で「思想」5月号の建築特集は、原稿執筆の時期はほとんど3.11以前でそれぞれに後記のような文章が付記されていて、この震災が建築業界に与えた影響があからさまに読み取れる。

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2011年05月17日

●正義と国家

震災のどさくさにまぎれて(?)大阪府知事が「国歌の際に教師の起立義務化」とか言い出しているらしい。
以前からこの男にはあまり関心がなくて「きっと史上最年少の総理の座でも狙っているのだろうなあ」「そんでもって自分の前に国民をギレン・ザビのように跪かせたいのだろうなあ」くらしいにか想像していなかったのだけど、もちろんそうした野心の実現のための世論の喚起には長けているらしく、この問題も現場から反発が強まれば強まるほどその思う壺なんだろう。

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2011年05月14日

●ジャンクガレッジ

東京駅のラーメンストリートで昼飯を食べました。
六厘舎が本命だったのですが、行列の長さに断念。
代わりに連れが食べたいというジャンクガレッジ(六厘舎の姉妹店らしい)の特製まぜそばを食したのでした。
これは。。。
うまいことはうまいのですが、もはやラーメンの領域を完全に逸脱してるなあ。。。
少ない汁の不気味な灰色といい、トッピングの山盛りのマヨやベビースターを大量の極太麺にぐちゃぐちゃと混ぜると、もはや見た目は現生人類の食事とは思えない様相に変貌していく。
なんというか「ブレードランナー」とか「攻殻機動隊SAC」みたいな世界観の食物。。。
2011年5月、初めて食事で21世紀を実感した瞬間でした。
(おかげで1食で1.5キロ太った)

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2011年05月09日

●歴史の狡知

浜岡原発の一時停止に対する推進派(およびそれを後押しするメディア各社)の反発は奇妙なものだ。それが(不幸なことに)原発への反対運動へのガス抜きになるだろう、ということは容易に想像できるからだ。
客観的にみて(菅政権にはとりあえずなんでも反対しておく、という一部の勢力にとって以外には)浜岡の停止という判断はごく合理的な判断であるように思える(6月のIAEAの査察を待つべきという考え方もあるが大差はないだろう)。
しかも浜岡以外の原発には手をつけない、という言質を現政権から取り付けたことで、推進派にとってもおそらく一定の成果を得たともいえるのだ。これを落としどころとして、むしろ推進派は勢いを取りもどすのかも知れない。
年度内に何らかのかたちで「終息宣言」が出されることで、残念ながら原発問題は完全に過去のものとされるのではないだろうか。

(以下は完全な空想というか妄想)

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