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2010年06月25日

●南アフリカに向けて最敬礼

デンマーク戦は月野定規さんの新居で友人たちと一緒に一喜一憂、いや七喜三憂くらいの盛り上がりで観戦しました(ちなみに今日の文体は代表に敬意をこめて?デス・マス調)。
結局、トルシエ時代から10年ちかく言われ続けてきた「個の力」が勝負を決したことになりました。ジャブラニ球を開発したアディダスはいずれ本田にボーナスを支払わなければなりません。
そしてこの最高の結果を導いた岡田監督の「俊輔OUT・本田IN」という大きな決断は、元をたどればやはり12年前の「カズOUT」の失敗を、こういう形で反復しつつ取り返した、ということになるのでしょう。脱帽です。
ただし個人的には、名波以降Jリーグ最高の日本人MFでありながら、つねにナカタや小野といった海外で活躍するプレーヤーの陰に隠れがちだったガチャピンこと遠藤が、その才能にふさわしい勲章をようやく手にしたことがほんとうに嬉しいです。いつもの人をおちょっくたようなキックやパス、大笑いしながら痺れさせてもらいました。

いずれにせよ、本田の1トップが機能すれば勝ち(カメルーン戦、デンマーク戦)、機能しなければ負ける(オランダ戦)という、ある意味で「スターシステム」という「野球脳」を引きずっている日本人好みのチームによって「世界の壁」というやつを打ち破ったわけです。
昨日も書いたとおり、たぶんこのチーム編成が今後の代表の強化の方向性になるのでしょう。善し悪しは別にして、それが日本サッカーの「リアリズム」ということになるのかもしれません。