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2007年06月06日

●vsコロンビア・・・

というのを、じつはすっかり忘れていたのである(なので感想はナシ。ビデオも見てないけど、中田と稲本が早い時間帯に交代した理由にはちょっと興味あるな)。

というのも、今日は、森美術館の「コルビュジエ・チューズディ」を予約していたのだった。チューターは八束はじめ氏。
八束氏はコメントも講演も面白くて、大学でもきっと良い先生なのだろう。コルもアイデアをいろいろこねくり回していくうちに傑作を仕上げていったので、最初の案はかなりショボかった、という実例を挙げながらの講演。凡才を勇気づけてくれるのである。
基本的には演者の解説を聞きながら展示を見て回るというこの企画、さながら参加者は親ガモについて回るヒナみたいなもので、その半分以上が建築専攻らしい学生さんなのは当然なんだけど、業界関係者でも何でもない門外漢のボクは「みにくいアヒルの子」のようなもので、なんか肩身が狭い。
とはいえ、話の内容は、ロンシャンの教会の外観が聖母子をイメージしている(らしい)という説とか、「輝ける都市」のプラン図に空襲の光景が描き込まれていること等、無知なボクが知らないことばかり。
コルとキリスト教神秘主義の暗合(?)とか、「都市計画」という概念と戦争との関連とか、個人的にいろいろ示唆されることがあって、聞きにいってよかったと思う。

(追記)
ビデオでvsコロンビアを見た。
試合自体の感想は、おおむね湯浅健二氏がHPにUPした意見にアグリー。
ただ面白かったのは、オシムのいう「神風システム」に対する中村俊輔のコメントだったりする。

「一番よかったのは前半の守備。4-4-2なら回されていたと思う。中盤をつぶして正解。ボールを回されても中盤を厚くして自由にやらせなかった。粘り強くやれたから、相手が後半バテてチャンスを作れた」

このコメントから伝わってくるのは2点。
1.俊輔はオシムが国内所属のプレーヤーを中心に構築しつつあるチーム戦術のポテンシャルをあまり高く評価していない。
2.逆に稲本や中田といった以前から一緒にプレーしている選手への評価が高い。

この評価自体へのボクの異見はともかくとして、これを言っちゃう俊輔はきっと素直な人で、すぐれたチャンスメーカーではあるけど、やっぱりゲームメーカーあるいはチームリーダーとしての資質を欠いているんだなー、と思う。
もし俊輔が今後自分がチームの中核としてやっていく自覚があるなら、本音はともあれ、オシムの考えに沿ったコメントを発すると思うのだ。
しかし、ある意味こうした「天然」の天才肌の青年を愛するのは、源義経以来日本人の民衆的想像力の伝統である。(ってことは、戦略家オシムは頼朝タイプ?)
まあ、マスコミの不合理なまでの「海外組」寵愛も、こうした日本的伝統に沿っているともいえるわけだ。
日本のマスコミというのは所詮「ジャーナリズム」ではないわけで、大衆の情動に阿るのが商売なんだから、そうした連中に批判的な「知性」とか「理性」を求めてもしょうがないんである。